冒頭からこんばんは、

新潟県にございます、五頭今板温泉　湯本舘の若女将しょう子です！

 

 

今日のブログは、ちょっと過激なこと書こうかと思います！

 

 

読みなくない方は読まないでください！

スイマセン！！！！！

 

 

 

題して、『モノ』のサービスについて。

 

 

そもそも、サービスって何なんでしょうかね？

 

サービスって、すごく難しい問題だと思います。

 

 

値段をまけたらサービス？

お酒を一本つけたらサービス？

お部屋をグレードアップしたらサービス？

 

 

サービスの語源は良く分からないけど、

サーブして（提供して）、対価（お金やモノなど）が発生して、初めて成立するものだと私は思ってます。

 

 

『サービスしてよ～（値引きしてよ）』

『サービスしてよ～（良いお酒つけてよ）』

『サービスしてよ～（部屋良くしてよ）』

 

っていうのは、サービスではないなって、いつも思ってます。

 

 

けど、たまに、本当にたまに、ほんっっっっとうに稀に！！！！！

そういう風に言ってこられるお客様がいます。

 

 

『今回だけサービス（お酒一本）してくれれば、これからもずーっと続くかもしれないんだからさ』とか、

『同行するのは影響力のある方ばかりなので、サービス期待してます』とか。

『前行った旅館では、誕生日と言ったらケーキとワインを用意してもらいました。御宿では何をサービスしてくれますか？』などなど。

 

本当に、上記を欲してるのでしょうか？

 

たとえば、おめでとうの気持ちを込めて、手作りの、ちっさいケーキをお出しして、

『あぁ、こんな程度のケーキね。この宿はこの程度ね』と思われたら切ないし、

（けっこう過去にあります、こういう経験^^;）

 

うちには記念日や誕生日のお祝い用に、全面協力型のプランがありますから、

本当に相手を喜ばせたいと思ったら、そのプランで予約したら良いんじゃないかなーって思います。

 

だってそっちのほうが、お互いの事も詳しく聞けるし（誕生日なのか結婚記念日なのか、はたまた付き合った記念日なのか、等々）、

その人にあった『おもてなし』『対応』ができると思うんです。

 

 

 

あ、ちなみに、『モノをサービスする（無料にする）』というのが、

完全ダメ、無駄だとは思いません。

 

 

何といっても大事なのは、関係性。

 

昔からの友達だったり、仲良いお客様だったり、何度も来てくれて知ってるお客様だったら、

 

『あぁ、この人は日本酒が好きだから、このお酒飲んでみてほしいな～』

（一杯、私からのおごりで飲んでみてもらおう♪）

とか、

『この人は、「季節を変えて景色を見てみたい」って言ってたから、このお部屋のほうが感動するだろうな～』

（このお部屋にグレードアップしちゃえ！お部屋空いてるし！笑）

 

 

 

 

 

そういう、「気持ち」が入って、

やっと成り立つものなんじゃないかなって、私は思います。

 

 

モノのサービスが悪いわけじゃないけど、

そこにどれくらい、相手のことを思っているか。

「誰か」を思って行動したかによって、違ってくることなんだって、改めて思いました。

 

それでも、無理やりモノのサービスを欲してくる人がいたら、

私は、「じゃがいも」だと思うようにしますから、

 



 

 

 

宜しくお願いします！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

 

 

注意

写真はほぼほぼ、というか、全く」関係ありません

 

 

若女将　永松祥子

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