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いつまでもメソメソしてられない!美しい景色!美味しいモノ!温かい優しさ!元気を取り戻す!

 

んもーーーーいつまでメソメソしてるんだよ!!!ラビに笑われてしまうぞ!!!

 

ということで、お酒と相撲大好き!新潟県にございます、五頭今板温泉 湯本舘の若女将しょう子です!

 

あのブログが一番上にあると、悲しい気持ちがずっと続いてしまいそうなので、今日は気持ちを切り替えるために、美しい景色、美味しいモノ、そして温かい優しさの話をしようと思います。

 

一年で一番私が大好きな季節が、毎日キラキラしています。

この時期のカラフルな新芽、これからどんどん濃くなっていく新緑、過ごしやすい気候、本当どれをとっても大好きです。

今日は本当に、朝から清々しい風が吹いていて、お庭にも日が差し込み、水面が中に写り込んですごく美しい光景でした。

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キレイですよねー!生命力に溢れています。本当にキレイ。キラッキラしてます。

自然の力って本当にすごい。いつもパワーをもらっています。

 

若旦那さんが、「いつまでも落ち込んでられないし、肉食ってパワーつけよう!」と、ランチに誘い出してくれました。(自分だって、というかむしろ自分のほうが、寂しくてメンタルやられているだろうに)

行った先は定期的に通わなくてはいけない「とんかつ山花(やまか)」

もう沢山の方がご存知であろう、阿賀野市のとんかつ屋さんです!安田インターのすぐ近くにあります。

私のいつものテッパンはヒレカツ定食。たまにカツ重やカツカレー、ロースカツの土鍋煮も美味しいんですよね~若旦那さんは厚切りロースカツ定食のことが多い。今回は普通のロースカツ定食にしていました。これもまたジューシーで美味しいのですよ。

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(この写真は以前行ったときの厚切りロースカツ定食の写真です)

(これでいて、めちゃくちゃ柔らかくてジューシーなんです)

 

が、しかし!!!!今回の私は決めいていました!

いつもランチメニューの中にあるこの定食!

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そう!生姜焼き定食です!!!!とんかつ屋さんなのに!笑

 

けど山花さんだったら絶対美味しいと確信してました。

案の定、美味しい!!!

鉄板で運ばれてきた大ぶりに切られた豚ロースはとても柔らかく、香ばしい焦げ目と脂の旨味が口いっぱいに広がります。お肉の下にはポテトと、しんなりとなったキャベツともやしと玉ねぎ。別添のキャベツ千切りと自家製ドレッシング、お漬物にお味噌汁は豚汁。

えーーーー山花さん、本当になんでも美味しいんだから、もう!!!

 

とても幸せな気持ちになってお店をあとにしました。(←単純)

ちなみに、11時オープンなので10時55分くらいに着いたのですが、もうけっこうな人数が並んでいて、車も停めるところがなくて、一巡目には入れませんでした…恐るべし人気店…!!!

 

 

さて。こんな感じで、少しずつ乗り越えていきます。し、もうこれ以上引きずりません!

ただ最後に一言だけ。

前回のブログを読んでくれたリピーターのお客様が、ラビが亡くなった翌日に、なんとお花を届けに来てくれました。

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「あまりにビックリしてフェイクニュースかと思った」

「ラビちゃんの丸いしっぽを思い出して白い紫陽花にしました」と。

 

なんかね。あぁ。ラビは本当に、色んな人に愛されていたんだな~って改めて思ったし。

「私たちのところに来てラビは幸せだったかな?」ってずっと切ない思いを抱えていたのですが、この方のおかげで、本当に気持ちがスッキリしました。「きっと幸せだったはず」って。

 

いただいたお花は、当分の間ラビが寝ていた玄関先におかせて頂き、お花が終わる頃には、いつもラビがゴロゴロしていたあの辺りに地植えしておっきく育てようと思っています。

本当に本当にありがとうございました。

アナタの温かい優しさのおかげで、これからも笑顔で頑張っていける気がします。

 

 

よし、これからも頑張るぞーーーー!!!!!

皆さまもどうぞ、すてきなゴールデンウィークを♡

 

 若女将 永松しょう子
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あなたと一緒に、あったかい宿を。
山の馴染みの一軒宿 今板温泉 湯本館
959-1927 新潟県阿賀野市今板795-2
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とっても悲しくて寂しくて残念なご報告。愛猫ラビが亡くなってしまいました

 

悲しい。寂しい。

今日は朝からポンコツです。フッと気づくと涙が出ちゃう。

 

今朝、うちの看板猫(みたいになっていた)ラビが亡くなりました。

急なことでまだちゃんとしていられません。けど、もう起きてしまったことなので、取り返せないですし、しっかり心にとめていこう、そしてブログにも書いておこうと思い、今書き始めました。

 

お客様にも、本当によくしてもらって、可愛がってくれていた方も多かったから。ご報告も含めて書いています。

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改めまして。ラビと申します。

白くてしっぽが丸くて、小さくてふわふわで、うさぎみたいな猫だから、ラビット(うさぎ)の「ラビ」と名付けました。

 

うちに来たのは、というか居座るようになったのは、3年前の10月頃でしょうか。

小さくて白い子猫みたいな子が、駐車場をウロウロするようになりました。見ると左耳にサクラカットが、去勢済みの証拠です。(後に、民生委員をされていた方が、周辺の猫を捕まえて少しずつ手術を進めてくれていたことが判明)

最初見た時、なんか虫食べようとしてたのかな。玄関先で何かを狙っていて、「そんなん食べないでこれ食べなさい」と、少しエサをあげました。

そしたらすこい勢いでニャーニャー言ってくるので、少し離れたところでエサをあげ始めました。地域猫として育てよう!みたいな。

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そしたら毎朝、私が出勤してくるタイミングで玄関先の茂みにいるようになったんです。

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来たばっかりは鼻に傷があったりして、なかなかふてぶてしい顔してましたね。

 

寒い冬を迎えるにあたって、お前どこで寝るんだよーと心配になり、裏口の、屋根がある奥ばったスペースに発泡スチロールの箱を置いておきました。そしたらそこで寝るようになったんです。まだおっかなびっくり、全然懐きません。

この頃は「ネコ」って呼んでました。

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玄関前にあるこの茂みの端っこのところが大好きで、いつもここで丸くなって寝ていました。そのうち猫の形に草が倒れて、しっかりハマるくぼみになっちゃったくらいです。

 

 

少しずつ慣れてきた猫。「ネコーーーー」って呼ぶと、遠くからエサを求めてくるようになりました。笑

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(エサくれぇぇーーーの図)

 

 

そんな中、ある日転機を迎えました。

いつも毎日、必ずエサを食べに来る子なのに、もう3日間も全く顔を出さない。けっこう雪の降ってる日でした。どこかで凍え死んでたりしたら…交通事故にでもあっちゃったかな…色んな想いが駆け巡ります。

 

試しに「ネコーーーーーー」って呼んでみました。けど走り寄ってきません。

 

「ネコーーーーーーー」ってもう一回呼んでみます。来ない。

 

 

 

ニャァァ

 

ん???

 

ニャアァァ

 

あれ?どこかから猫の声がする気がする。もう一回呼んでみます。

「ネコーーーーーーー!」

 

 

ミャァアアア

 

今度は明らかに鳴き声が聞こえました。いつものあのしゃがれた鳴き声です。

 

呼び続けながら鳴き声の元を探していくと、なんと!湯本舘の味噌蔵として使っている車庫の中から猫の鳴き声が!シャッターを開けると端っこの方でビクビクしていました。なにかのひょうしで中に入ってしまい、いるのに気づかないでシャッターを閉めてしまったんですね。

無事救出して、もりもりエサをあげました。そりゃあお腹すいてたよねー。元気そうで良かったよーーーー

 

それから、なんだか私にはすごく懐くようになり、触らせてくれるようになりました。

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これがまたふわふわで気持ち良いんだ。毛並みもすごく良い。お腹撫でられるのが好きなようです。

 

 

若旦那さんも、最初は宿に居つかないように「シャーーー」とか言って追っ払ってた時もあったのですが、いつの間にかメロメロに♡

顔を見るたびに「しょうがないな~♡」とか言って完全にエサやりおじさんになっていました。笑

「お前本当に真っ白でウサギみたいだな~」といって「ラビ」という名前を考えたのは、そんな若旦那でした。

 

他にも名前の候補はあったんですよー。

例えば、私たちを少しでもご主人さまと思ってくれたのか、たまにネズミを捕まえては玄関先に見せに来る(本当困る)ので、「ネズ子」

若旦那がエサをあげすぎたのと、冬毛でまるまるっとしてきたから「マル子」

などなど。

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なかなか神出鬼没のラビ。

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もう可愛くて可愛くて、湯本舘の正面玄関にある杉の木の根っこの後ろに、新しい寝床として発泡スチロールを入れてあげました。その上にピンクの毛布を置いて、冬の間は湯たんぽを、夏の間はは爽やか冷感シートみたいなを入れたりしてました。過保護。

去年の冬なんか、若旦那さん充電バッテリー式の電気パットみたいなの買ってましたもんね。私よりきっと過保護です。

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すーぐゴロゴロ喉をならして、撫でろーーーーって頭や喉元を出してくる。撫でるのやめると、「え?もうやめるの?」みたいにじっと見つめられて。

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ついに口コミにまで登場してうほど。

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とにかくツンデレでかわいいヤツでした。

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本当に、急にいなくなってしまって、今はまだ悲しく寂しい気持ちでいっぱいですが、本当に沢山の人にかわいがってもらって、お土産くれたりするお客様もいました。

生前は、本当にありがとうございました。

 

この3年間、私たちに癒やしと元気をくれました。

玄関出入りする時、発泡スチロールの中にいるかどうか確認するのがクセになってしまい、あと、駐車場で白い塊を探すのもクセになってしまい、当分の間はその度に悲しい気持ちになってしまうかもしれないけど、少しずつ乗り越えていこうと思っています。

 

私たちの元に来て、ラビは幸せだったかな~。短い人生となってしまったけど、一緒にいられてよかったなって思います。

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(私だけ抱っこさせてもらえたんだ)

 

最後に、皆さん本当にありがとうございました。

今後とも、湯本舘をよろしくお願いいたします。

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若女将 永松しょう子
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「居酒屋ぼったくり」を読んで、なんかうちに似ているな~と思った一節

 

お酒と相撲大好き!新潟県にございます、五頭今板温泉 湯本舘の若女将しょう子です!

満開の桜が猛吹雪で散り始めています❀

明日は雨が降るようなのでそれで今年の桜は終わりでしょうかね。けど長く楽しめたし、本当に美しかったし、お天気もおだやかでとても良い10日間を過ごせた気がします。

桜のみなさん、今年もありがとうございました!

 

さて。タイトルの「居酒屋ぼったくり」。なんて名前!笑

これは作家・秋川滝美さんの小説のタイトルで「居酒屋ぼったくり」

だいぶ前に買った本なのですが、最初だけ少し読んでそのまま放置していたものを、やっと読み進めました。笑(こういうこと、よくある)

読み始めた時、「あ、なんかすごく読みやすい、疲れない、軽めの小説だな」と思って、じゃあ今じゃなくていっか!と置いていたのですが、今回は、なんだかスーッと入ってきて一気読み。

というのも、最初の1話目から、馴染みのお酒「吉乃川 厳選辛口」の熱燗がお話に出てきたのもあるかもしれません。

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ざっくりとあらすじをお話すると、

「ぼったくり」という名の少々物騒な名前の居酒屋を営む姉妹と、下町の人情あふれる常連さんたちのお話。

心のこもった美味しいお料理とお酒が提供されるのだけど、お店を始めた亡き父からしたら「誰でも買えるような酒や、どこの家庭だって出てくるような料理で金を取るうちの店は、もうそれだけでぼったくりだ!」と自嘲たっぷりにいつもつぶやくで、じゃあ店名を「ぼったくり」にしてしまえ!と常連さんから言われ、お店の名前を「ぼったくり」に。笑

常連さん達はお金を出し合って「ぼったくり」の暖簾までプレゼントしてくれたそうだからスゴイ関係性ですよね。笑

そんなお店をはじめたご両親が亡くなった後も、娘姉妹があとを継ぎ、お店を続けている。美味しいお料理とお酒が出てくる、きっとその人達にとっては日常の様子が小説になった、ライトノベル。

ショートショートのように、一冊の文庫本に5話ほどお話がはいっていて、11巻まで出ているそう!(続きに「おかわり」という続編もあるらしい)(調べたらコミックや、ドラマにもなったらしい!)

私はまだ3巻までしか読んでいないので、まだ姉妹とも若いのにご両親が亡くなってしまったの早いよなーとか、今はないけどもしかしてこれから色恋沙汰も出てくるのかな~とか読んで想像しています。まだ3巻ですもんね!

 

さっきも書きましたが、一番最初のお話に、吉乃川の厳選辛口を燗にして、鶏の煮こごりをつまみに飲む、というシーンがあって、これがまた、なんともなんとも、美味しそうなんですよーーーー。それがあって一気に読み上げちゃった感じでもあります。そして次の日には手羽元の煮物を作って、翌日の煮こごりと吉乃川厳選辛口を楽しんだのは言うまでもありません。笑

 

で、2巻の最後に「満点と赤点」というお話が出てきて、その内容が、なんともなんとも。「居酒屋ぼったくり、うち(湯本舘)みたいだな~」と感じる部分が沢山あって。

詳しく書くとせっかくの読み物がネタバレになってしまうので、今度ぜひ読んでみてほしいのですが(本当読みやすいので滞在中だけで1冊余裕で読めちゃいますよ!)、一文だけご紹介すると、

 

「疲れたときにやってきて、ちょっとだけ元気を取り戻す場所。『ぼったくり』はそういう店にしたいと思ってます」

「ちょっとだけなのか?」

「全部取り戻してもらえるのが一番いいけど、それは望みすぎ。うちの店はそこまでじゃないです。来たときよりちょっとだけ。」

「来たときよりちょっとだけ元気に。それが、この店のコンセプトか」

「そんな大げさなものじゃないですけど、ぼったくり料理でお金をいただくからには、笑顔のひとつぐらいは持って帰っていただかないと罰が当たります」

 

という部分。

(こんな感じでほとんどが会話形式で進むので簡単に読みやすいんでしょうね~)

 

湯本舘は、「ぼったくり料理」を出しているわけじゃなく、しっかり考えた旬とオモシロイ組み合わせをお客様に提案、提供しながら、一緒に美味しいお酒をご用意しています。

そこには温泉もあって、美味しいお料理にお酒にのんびりした時間、いつもより少しだけ上質な日常をお過ごしいただくことで少し良い気分になって、明日からの活力につながるような、そんな場所を目指しています。

まさに先月書いたブログがそう。湯本舘は「非日常」を感じる宿ではなく、「ちょっと上質な日常」を過ごせる、気楽な宿です♨

 

だから、この小説を読んで、改めて思うことができたんです。

皆さんに、うちで過ごすことで少しだけ元気になって笑顔で帰ってもらいたい。

で、またいつか来た時も、そういう気持ちになってもらえる宿であったら嬉しいなって思います。

 

よし4巻以降も買わなくちゃ!

けど今読んでいる本も、なかなかオモシロイんだよな~

マシュー・サイドの「失敗の科学」。これもまた、後日ご紹介しますね。こっちはきっとダークな私が出てくるブログになりそうです。笑

乞うご期待。 

 

 若女将 永松しょう子
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桜が咲いて天気が良くて、それだけで幸せな気持ちになる❀

 

お酒と相撲大好き!新潟県にございます、五頭今板温泉 湯本舘の若女将しょう子です!

や~~~最高のお天気!!!お花見したいーーーーー!!!

 

 

桜が咲いて天気が良くて、それだけで幸せな気持ちになる❀

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「湯本舘の前ってこんなに桜の木があったんだね!」と沢山のお客様に言われます。咲いてみないと、あまり気づかないものですよね。

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目の前のゲートボール場も、お地蔵さんのところも、ぜーんぶ桜の木。本当にキレイです。気候もよく、こんなに穏やかな桜のシーズン何年ぶりだろう。

来週までもってくれるかな。

 

下の動画は、何年か前にお友達がとってくれた湯本舘周りの桜の映像。(まだパンダの乗り物がある!笑)



思い出した、この動画、コロナ初年度の4月だ!この年も、悔しいくらいにキレイだったんだよな~そうだそうだ。

 

今年はぜんぜん違う気持ちで桜を見ています。本当にキレイ。

 

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そりゃあこうなるよね~笑笑

 

若女将 永松しょう子
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