最近、「鯉料理が食べてみたい」という初コイの方や、「この時期だからこそ鯉が食べたい!」というリピーターのお客様が多くてとても嬉しいです。
脂ののった秋冬だけでなく、スタミナがつく鯉料理だからこそ、夏!という方も多く鯉はいつ食べても美味しいものね。(鯉料理は滋養強壮に良いですし、鰻よりも継続性のあるパワーがつくそうですよ!)
鯉を語らせると止まらない、お酒と相撲大好き!新潟県にございます、五頭今板温泉 湯本舘の若女将しょう子です。
ちなみに鯉って肝臓にものすごく良い食材なので、二日酔い知らず、私は今まで一度も二日酔いをしたことがありません♡
以前もブログでご紹介したことがあるのですが【美味しい美味しい鯉料理♪】新潟で鯉が食べられる場所と言ったら、ウチでしょ♪(もう10年前のブログでびっくらこいてる…)
湯本舘ではむかーーーしから、会席料理の中に鯉料理をご用意しております。
鯉のアライ、鯉の甘煮(あまに、と書いて『うまに』と読みます)、鯉こくの3品をお出ししております。(もし苦手な方がいれば、事前におっしゃっていただければ別の差し替え料理をご用意しております。)

お好きな方はこの写真のように、追加で鯉の洗いを注文される方もいるくらい、シャッキシャキで旨味があって美味しい!普通のお刺身食べるよりも、この土地ならでは!という感じです。
通常は山葵醤油でご提供していますが、味変で酢味噌を。(ま、私はワサビ醤油で食べつくしちゃうんですけどね)
そして、そう!タイトルにも書いたのですが、「鯉こく」って地方によって意図するものが違うようなんです。
湯本舘がいう「鯉こく」は、鯉のお味噌汁のことを言います。うちでは鯉のアラや切れっ端を入れて出汁をとったお味噌汁として提供しています。

(これがうちの鯉こく)
そして「鯉の甘煮」は甘く煮付けた甘露煮のようなもののことをいいます。

(これがうちの甘煮)(甘露煮ほどは煮こまないので骨までは食べられません)
ですがお客様によっては、うちでいう「鯉の甘煮」を鯉こくという方も多くいらっしゃるんです。インターネットで調べてみたら、「鯉こく」というのは鯉の切り身を味噌煮込みにしたものを言うそうで、画像検索したらこんなかんじのものも出てきました。

(農林水産省の「うちの郷土料理」より)
たしかに見かけは少し似ているかもしれませんね、輪切りだし。
お電話で「鯉こくは食べられるけど…」とおっしゃる方がいると「鯉のお味噌汁のことでしょうか?」と確認したりします。そうすると意外にも5人に1人くらいは「いや、甘く煮たやつ」とおっしゃるんですよ。ご来館されてから気づくのでは時すでに遅しですものね。
鯉料理は本当に万能食材。
中国では薬膳料理としても食べられているそうですし、美味しいし、体に良いし、美味しいし、本当にスーパーフードだなって思います。
「鯉料理、食べてみたいな」って思ってくれる人が増えてきたのも感じているので、これからも鯉料理推進委員会(勝手に仮)として、普及活動ガンバリマス!!!
食べたくなったら、いつでも湯本舘へお越しくださいませ♨
若女将 永松しょう子
=====================
あなたと一緒に、あったかい宿を。
山の馴染みの一軒宿 今板温泉 湯本館
959-1927 新潟県阿賀野市今板795-2
tel0250-66-2321 fax0250-66-2230
E-mail info@gozu-yumotokan.com
web http://www.gozu-yumotokan.com/
=====================