お客様がチェックインする前に客室の確認に行くのだけど、客室の端っこにある通称・謎ボックス(きっとそう呼んでいるのは私だけ)を開けてみたら、めっちゃ「専務」(若旦那のこと)って書かれた消しゴムが入ってて笑っちゃいました。笑
お客様に貸し出したのかな…??それをお客様、箱に戻したのかな?笑
そんなこともあるよね、旅館だもの。しょこを。
さてさてこんにちは!
お酒と相撲が大好き!新潟県にございます、五頭今板温泉 湯本舘の若女将しょう子です!
開けたことありますか?謎ボックス。

旅館のお部屋の片隅によくありませんか?(最近ないところも多いかも)
これをツイッターで書いたら、うちの常連のお客様が、「そういえば開けたことない。あけたら煙もくもく出てきそう」ってコメントしててウケました笑
それではさて、開けてみましょう。

ホテルだと聖書とか置いてあるのかなたぶん。
うちの謎ボックスは、思い出帳(お客様が自由に思い出を書く寄せ書きみたいなもの)とペン、宿のパンフレットと周辺の観光案内とか、便箋なんかも以前入ってましたし、英語で書かれた「ryokan no sugoshikata」みたいなのも入っていたり、けっこう雑多でした。で、ちょっと目を離すと、ボールペン5本くらい入ってたり、知らないチラシやパンフレットが入ってたりしたんですよね。^^;
せっかくだから中身をすっきりさせようということで、全部集めて空っぽにして、キレイに拭き上げて、入れる中身をシンプルにしました。
こんな感じ。

思い出帳(これは外せない)、筆ペン、ボールペン、湯本舘のパンフレット、それだけだとなんか寂しいなと思い、思いついたのが右上の文庫本!
私、昔から本を読むことが好きで、色んな本が沢山あるんですね。そこで、滞在中にサクッと読める、ショートショートの小説やエッセイを、お部屋に置いてみようかなと思ったのです。
中学生のときだったかな、星新一さんの「ぼっこちゃん」を読み終わって自宅に置いておいたんです。そしたら読み始めた母(大女将)がしっかりハマっちゃって、それからかなりの短編集を読みました。若女将図書館に行って、小説やエッセイや体験記など14部屋分みつくろって、各お部屋の謎ボックスに入れています。
どのお部屋にどういう本が入っているかわかりませんが、今度よかったら開けてみて下さいね。もくもく煙出てきませんから!

お、ここのお部屋は星新一さんですな。他にも森瑤子さんとか伊坂幸太郎さん、江國香織さんの小説や、昔さんざんハマったエッセイなどなど、色々あります。もちろん、1階に行けばもっと色んな本があります。お好きに借りていって下さいね^^(あ、ご希望でしたら、お自宅にも貸し出ししますよー!)(その場合は必ず、またもう一回泊まりに来て下さいね!)
温泉入って、ビール片手にのんびり読書なんて最高ですよね。私がしたい。
最後になりましたが、明日24日、明後日25日は休館日です。お風呂だけのご利用もできませんので、予定していた方いたらゴメンナサイ!また金曜日以降、お待ちしております!
ではでは今日はこのへんで!
若女将 永松しょう子
=====================
あなたと一緒に、あったかい宿を。
山の馴染みの一軒宿 今板温泉 湯本館
959-1927 新潟県阿賀野市今板795-2
tel0250-66-2321 fax0250-66-2230
E-mail info@gozu-yumotokan.com
web https://www.gozu-yumotokan.com/
★フェイスブック、やってます★
http://www.facebook.com/#!/gozu.yumotokan
=====================