昨日、できたての黒胡麻豆腐の端っこをもらいました。
この前出来たのを切ってるの見てたら、端っこ捨ててるのみてしまい、「ちょっとーーーーー捨てるんならちょうだいよ!!!!」と言っておいたら取っておいてくれました。今度から毎回よろしくね。笑

それに、特製の旨味餡をかけて馴染ませたものと、ちょっとだけお塩をふったもの、夜おつまみに食べました。
やっぱ美味しいわ~めちゃくちゃ美味しい~
そんな黒胡麻豆腐のお話を、今日はしたいと思います。
こんにちは、お酒と相撲が大好き!新潟県にございます、五頭今板温泉 湯本舘の若女将しょう子です!
うちの黒胡麻豆腐って、板前さんが約2時間、練って練り続けて、ポタポタだったものを弾力出るくらいにドロンドロンにつめて、それを型に流して1日冷蔵庫に寝かしたもので、ここ15年ほど、名物料理の1品としてお出ししております。
2、3日に一回は練らないと、まわりが固くなってきちゃうので、けっこう頻繁に、頑張って練っています。
焦がさないようにずっと練り続けるし、つまった胡麻豆腐はめっちゃくちゃ熱くて飛んできたら火傷するし、とにかく体力勝負なんです、実は!笑
すごくシンプルな一品なんですけど、すごく手間と時間のかかる逸品なんですね。

甘みは控えめでデザート感覚ではなく、料理の一品!といった感じです。
四角く切ったものに、出汁のきいた旨味餡をかけて、時間を置いて馴染ませてからお出ししています。
そのまま黒胡麻豆腐だけ食べても美味しいのですが、ごまの味が濃厚すぎて少し苦みみたいなのも感じるので、餡をかけることで、甘さや旨味がより強く感じられるようになるんですよね~
(けど昨日、塩かけて食べたのもめっちゃ美味しかった…今までにない塩味が加わることで、お料理感ググっと増します。お酒に合います。超美味しかった…)
とにかく濃厚です。黒ごまの香ばしさや香りがギュッと凝縮した感じ。
「こんな黒胡麻豆腐、初めて食べました!」とよく言われます。
たしかに、今まで私もいろんな胡麻豆腐を食べてきましたが、こういう胡麻豆腐はどこでも食べたことない、うちでしか食べられない一品だと思います。
昨日いらっしゃったお客様は、お料理に付くっていうのをわかっているのに、別注料理で追加で頼んでらっしゃったし、この前3泊されたお客様は、「胡麻豆腐だけは毎日つけてください」とおっしゃってた。(通常、連泊の方のお料理は毎日全く違うものをご用意しています)
それだけ、こんな見かけ地味な一品でも、今やうちを代表する滋味深い逸品となっているんですよね~
代表と言ったら、やっぱり鯉料理もかかせません。美味しいんだ。
苦手な方もいると思いますし、食べたことない方もいると思います。が!そしたらまず、鯉のアライは試してほしい!

クセがなくて食べやすいですし、シャキシャキ食感と、噛めば噛むほど旨味が出てくる感じ、すごく美味しいんです。いっくらでも食べれちゃう。
うちではワサビ醤油で召し上がってもらってますが、お好みで辛子酢味噌をご用意することも出来ます。けど酢味噌で食べるとせっかくの鯉の旨味が少し飛んじゃってモッタイナイな~と個人的には思っています。
これもまた、お料理につくってわかってるのに、好きな方は追加で同じものを別注文したりします。
アライ1人前ついているのに、追加で3人前っていうツワモノもいます。1人で全部食べます。(今月末にいらっしゃいます)
今みたいに寒くなると、「そろそろ鯉料理食べたいよね」っていう方が増えてきて、湯本舘の鯉比率がぐぐっと上がってきて、秋だね~通り越して冬だね~なんて思ったりします。笑
もちろん、鯉の甘煮、鯉こくも超絶オススメですが、今日は黒胡麻豆腐と、時々アライ。ご紹介させていただきました。
湯本舘でしか食べられない味、ぜひ召し上がってみて下さいね^^
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さてさて、チェックイン始まるどーーーー
若女将 永松しょう子
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